行事レポート
SAJ教育本部スキー技術員研修会(北関東ブロック)
12月3日(土)~4日(日)に群馬県鹿沢スノーエリアを会場に、柏木義之、飯酒盃大祐、大谷敏也、栗山大樹、渡部秀文の5名のナショナルデモンストレーターと木川和則(埼玉県連所属)、針生優希(栃木県連所属)の2名のSAJデモンストレーターを講師陣に迎え、SAJ教育本部スキー技術員研修会が開催されました。
開会式であいさつする坂本SAJ副会長
本年は、「HYBRID SKIINGの展開」をより理解するために、体幹主導による二軸運動によって制御されるフェースコントロールの概念とニュートラルポジション、内脚主導、外脚従働の三つの局面の理解を深めました。
1日目はあいにくの雨でしたので、急遽日程を変更して理論研修を先に行い、夕方から全体実技研修に取り組み、研修会テーマの全体的な流れを確認しました。
理論講習風景
理論講習 出倉専門委員
オフィシャルブックに掲載のとおり、今年度はスキー指導者検定実技種目の部分改正がありましたので、その内A単位:谷回りの連続(制動要素)及び谷回りの連続(推進要素)の理解のため、夜の理論研修ではナショナルデモ5名・SAJデモ2名が班別に分かれ、研修テーマのより具体的な確認とディスカッションが行われました。
斎藤イグザミナーによる説明
谷回りの連続(推進要素)と(制動要素)の比較デモンストレーション
2日目は快晴の中、班別に分かれて実技研修が行われました。今回は前日に多くの時間を理論研修に費やしたことが、より理解を深める一助になったようです。
班別講習風景
閉会式
最後に今回の研修で取り扱われたテーマは、スキー技術を広げるために重要な一つの技術であることを再確認し、各県での指導者研修会に引き継がれました。
技術員研修会参加者